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Channel: 銀座K's Galleryオーナーの日々
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高木敏行美術館

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高木敏行さんが亡くなって、早2年の年月が過ぎました。

K'sギャラリーでの個展は、2003年から6回。
いつも素敵な作品で、ご本人もオシャレで、気さくで、DMをハサミで切って、カブト虫やクリスマスツリーを作ってくれたりしてました。

鶴巻温泉のアトリエに、皆んなで呼ばれて楽しい飲み会もしました。
美楽舎の例会で、アトリエ訪問をさせていただいたときも、手料理でもてなしてくださいました。

マスだ!展のアイデアも、実は、高木さんでした。
個展の時に、居酒屋さんから貰ってきたマスに絵を描いたものを数個かざりました。「これ、皆でやったら楽しいよね。」という高木さんの一言で、始まったのです。
高木さんの言った通り、作る人も、見る人も、ホントに楽しめる展覧会で、K'sギャラリーのお正月の恒例行事になりました。

最後になってしまった個展のときは、病み上がりで、足元が覚束なかった…
それから、なかなか連絡がとれなくなって…


訃報を人伝に聞いて、3カ月後、K's Gallery-an で、豊田紀雄コレクションによる高木敏行展とK's Galleryコレクションによる高木敏行展を行いました。
その中のある日、五島三子男さんが、「高木さんと飲もうと思って」と、一升瓶を下げてやってきました。昔話をするうちに、次々と人が増え、まるで約束してたかのように飲み会の輪が広がりました。
高木さんが、みんなを呼んでくれたんだね…

高木さん、いろいろありがとう!
これからも、見守ってくださいね。


長々と思い出話になってしまいましたが、その高木さんの美術館を作ってくれた方がいるのです。
私は、存じ上げなかったのですが、高木さんと、とても古いお友達だそうです。
8月9日オープン、5日プレオープンだそうです。
私は、たまたま5日に所用があり、画廊のお留守番を頼んであるのですが、少し時間があるので、小田原まで、行ってみようと思います。
千坂さんとお話しさせていただき、場合によっては、私のコレクションを美術館に寄贈したいと思っています。

行ってきたら、また、ご報告します。

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